アンケート 『安全な卵を買うとしたら、あなたはどこで買いますか?』
- 2010/05/03
- 味噌のお話
西沢江美子著 『あぶない肉』を読んで非常に印象に残った文がありました。
タイトルの通りアンケートをとりました。
対象者は一般消費者でなく、全国18ヶ所にて鶏を飼っている方。
生産規模はまちまち。
結論から申し上げると、
『まともな卵は500羽が限界』となりました。
詳細は
◆300羽以下の養鶏家は
すべてウチの卵。
◆300~500羽の養鶏家は
8割がウチの卵、
2割が『知人でいい卵を作る人がいる』
その知人は100羽以下の養鶏家
◆500羽~1000羽はまちまち。
ウチの卵は3.5割。
仲間のものを買う人が4割
残り2.5割は『不明』
◆2000羽~3000羽の養鶏家もまちまち。
『買うとしたらウチの卵。』
『あまり卵は食べない』
『昔風の少し飼っている庭先養鶏から』
◆1万、3万、5万羽を飼う方は(5人調査)
『卵は食べたくない』
理由は毎日、毎日、工場のように生産されている卵は
『生きものなのに、工業品みたいで気持ち悪い』
『エサの中身が心配』
の2つです。
それでも買うとしたら
『小さい養鶏場で自前のエサのところ』
『それも鶏が好きで好きでしょうがない方のやつ』
こんな答えが返ってきました。
(参考文献 あぶない肉)
きっと、養鶏や食肉だけでなく、大手さんの食品メーカーは
同じような答えが返ってくると思います。
ファーストフードや冷凍品を販売している会社の社員は
子供や孫にに自分の作った商品を食べさせないと
耳にしました。
食べ物って何だろう?
お金が儲かればそれでいいのだ、バカボンのパパ。
ギャグを言う気もなくなりつつあります…。